被災地でメガソーラー発電、でも怒りの矛先は間違えないで
2012-03-20


これは1月の末にFC2の方に書いた記事の加筆です。

被災地でメガソーラー発電が可能かどうかを大手ゼネコンが調査しているそうです。
地震と津波の影響で田圃がダメになってしまったところの地盤調査をしメガソーラー発電所建設の可能性を探っているというところでしょうか。また、地域の中小企業で発電組合を作り電力供給を仕事にしようという動きもあるそうです。

被災地の復興の為には良いのでしょうが、国の補助を受ける事業には大手が採択され地方の組合はダメだったと。
そこで、太陽光ではなく小型水力発電に切り替えた結果採択され調査費が助成されるそうです。

ここまで聞くと、脱原発、被災地復興と良い事ずくめにきこえるのですが、1点気になる点が。放射能の汚染濃度はどうなのでしょうか? 決して風評被害を起こそうというのではなく目に見えない放射能で汚染されているならそこからは避難すべきであって、そこを復興させても意味はないと思うのです。また、除染と言ってますが人間の力で放射能を0にできないなら除染という行為はさらに拡散させる結果になってるのではないかということです。

福島の人達は放射能の事を言うと風評被害だ、地元で生活ができなくなると言われますが、汚染地域からは避難すべきで、その責任は国と東京電力が負うべきものなのです。
離れがたい故郷ではあっても残念ならがらそこが人が長く住むことができない地域であればそこからは避難すべきです。今一度言いますがその責任は国と東電です。そこを見誤らないで下さい。

故郷は大事ですが、未来を担う子供達はもっと大事です。人を犠牲にしてまで土地を守るべきではないと思います。そして、怒りの矛先は国と東電、この2者に向けるべき。その点を間違ってはいけないと思います。
[地震]
[雑記]

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